Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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各部代表協議会 一国も個人も「心」で決まる

1998.1.11 スピーチ(1997.5〜)(池田大作全集第88巻)

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11  釈尊は、仏法者とは「民衆の心の田を耕す人」であると言った。
 皆さまは、久遠から願った使命の大地で、粘り強く、友の心を耕し、「幸福の大樹と育て」と慈しんでおられる。今、戦っている、その国土が、自分自身の永遠の福徳の「地盤」となるのである。
 大聖人は、在家の門下に「其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ、仏種は縁に従つて起る」――その国の仏法流布は、あなたに、おまかせいたします。仏種(成仏の種子)は、(妙法の話をするという)縁によって生じていくのです――と仰せである。
 ゆえに朗らかに、仏縁を結び、仏縁を広げてまいりたい。
 「友情の開拓」が、すなわち「広宣流布の開拓」である。時代が乱世であればあるほど、「わが地域」「わが組織」を、いよいよ揺るぎなく建設していただきたい。
 学会が盤石であれば、「立正安国」という、平和の緑野は、世界へ、世紀へ限りなく広がっていく。
12  健康は「智慧」で守れ
 これから寒さが厳しくなる。とくに高齢の方は、くれぐれも健康に気をつけていただきたい。
 健康とは「智慧」である。自分自身を賢明に、上手に操縦していかねばならない。
 たとえば、「今から寒いところへ行くんだ」と″意識″すれば、体も自然に寒さに備えて準備する。それが″無意識″で、ふわっと外へ出たりすると、危ない場合がある。また、雪の場合など、「すべらないように気をつけて」と、一言、声をかけ合っていけば、事故を防げる場合がある。
 ともあれ、一日でも長く生きれば、一日、たくさん題目を唱えられる。その分、永遠の福徳が積まれていく。お金や財産がいくらあっても、死んだら持ってはいけない。題目は生命の″永遠の貯金″である。永遠にして不滅の福徳なのである。
 この一年、どうかお元気で! 皆さまの「幸福」と「健康」と「長寿」を祈ります。ありがとう!
 (東京・新宿区内)

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