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日蓮大聖人・池田大作

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関西広布50周年開幕記念代表者会議 関西は「民衆勝利の英雄の都」

1997.11.22 スピーチ(1997.5〜)(池田大作全集第88巻)

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9  ここで御書を拝したい。
 「仏になる道は必ず身命をすつるほどの事ありてこそ仏にはなり候らめと・をしはからる、既に経文のごとく悪口・罵詈・刀杖・瓦礫・数数見擯出と説かれてかかるめに値い候こそ法華経をよむにて候らめと、いよいよ信心もおこり後生もたのもしく候
 ――仏になる道は、必ず身命を捨てるほどのことがあってこそ仏になるであろうと思われる。
 法華経の経文に「(この経を弘める者は)悪口され、ののしられ、刀で斬られ、杖で打たれ、瓦や小石を投げつけられ、たびたび追放される」と説かれている。すでに、その通りに(私が)このような目にあっていることこそ、法華経を身で読むことになるのであろうと思い、いよいよ信心もおこり、未来世の果報も、たのもしく思われる――。
 大難と戦えることは、仏になれるゆえに、大功徳なのである。三世永遠の誉れなのである。
10  十一月二十日の夜、ゴルバチョフ博士ご夫妻をお見送りして、関西創価学園を車で出るとまもなく、金星がひときわ皓々と光って見えた。新世紀の「創価の一番星」「常勝の大明星」が関西から輝きわたる姿と、私には映った。
 また、車中から仰ぐ大阪城の夜景も壮観であった。まさしく大鵬の羽ばたくごとき風格をたたえている。
 戸田先生は、私に詠んでくださった。
 「大鵬の空をぞかける姿して 千代の命を くらしてぞあれ」(『戸田城聖全集』第一巻)
 私は、この戸田先生のお心のままに五十年間、全世界を駆けめぐってきた。
 愛する「世界の関西」の同志もまた同じ心で、二十一世紀の常勝の空高く飛翔されゆくことを祈って、私のスピーチとしたい。
 きょう、お会いできなかった皆さまにどうか、くれぐれもよろしくお伝えください。
 (関西文化会館)

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