Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第十六回本部幹部会、第九回第二東京総会… 青年よ、二十一世紀へ「常勝の橋」を

1997.11.8 スピーチ(1997.5〜)(池田大作全集第88巻)

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12  日々戦え、日々前進せよ
 最後に御聖訓を拝したい。
 「一生空しく過して万歳悔ゆること勿れ」――一生むなしく過ごして万年に悔いを残してはならない――。
 「三類の敵人を顕さずんば法華経の行者に非ず」――三類の強敵を出現させなければ、法華経の行者ではない――。
 私はこの仰せの通り、三類の強敵を出現させました。
 「如説修行の法華経の行者には三類の強敵打ち定んで有る可しと知り給へ」――法華経を説のごとく行ずる行者には、三類の強敵が必ず起こると知っていきなさい――。
 「からんは不思議わるからんは一定とをもへ」――よい状態は不思議であり、悪いのが当たり前と思っていきなさい――。
 「各各師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ」――一人一人が師子王の心を出して、いかに人におどされても恐れてはならない――。
 「師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし」――(法難の時に)師子王のごとき心をもつ者は必ず仏になることができる――。
 これが大聖人の結論です。要するに「勇気」こそが結論なのです。
 「月月・日日につより給へ・すこしもたゆむ心あらば魔たよりをうべし」――月々、日々に信心を強くしていきなさい。少しでも、たゆむ心があれば(そのすきに)魔がつけこんでくる――。
 「日々、戦え」「日々、前進せよ」と仰せであります。そうでなければ魔が命に入って、仏になれません。
13  結びに、敬愛する貴大学のいよいよのご隆盛、そして学長ご夫妻はじめ、ご出席の先生方の更なるご健康とご活躍を、心より祈念いたします。
 そして、新世紀の民衆が勝利する「勝利の大草原」へ、颯爽と、また朗らかに駆けゆくことを約し合って、私の謝辞といたします。(拍手)
 バヤルララ!(ありがとうございます)!
 (創価大学記念講堂)

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