Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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SGI春季研修 21世紀へ 人材の流れを滔々と

1997.4.19 スピーチ(1996.6〜)(池田大作全集第87巻)

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9  同志を守れば自分が守られる
 ともあれ、SGIは、最高に仲の良い団結でありたい。とくに、リーダーの皆さまは、絶対に、感情的になって叱ったりなどしないよう、お願いしたい。
 忍耐強く、皆の話を聞いてあげ、よく激励してあげることが、リーダーの役目である。
 大聖人は、「忘れても法華経を持つ者をば互に毀るべからざるか」――かりにも、法華経(御本尊)を持つ者を、互いに、そしってはならない――、また「吾方の人人をば少少の事をば・みずきかずあるべし」――わが味方の人々には、少々の過ちがあっても、見ず聞かずの不利をしていきなさい。仲良くしていきなさい――と仰せである。
 同志は、皆、わが「眷属」である。その眷属を守れば、すべてが諸天善神となって、生々世々、自分を守る働きをしてくれる。これが仏法の偉大なる法理であることを知っていただきたい。
 友を心から尊敬し、賛嘆する人は、自分も尊敬され、賛嘆される。友の幸福を心から喜べる人こそが、幸福なのである。
10  皆さま方は、あまりにも使命深き、あまりにも尊貴なる、地涌の菩薩のリーダーであられる。
 どうか、いつも健康で、いつも朗らかで、そして、いつも若々しく、誠意と真心をもって人に尽くし、自分自身も人間革命しゆく、価値ある人生を皆が生き抜いていただきたい。
 二十一世紀が「SGIの時代」となりゆくことを、世界の民衆が求めている。世界が、皆さま方の活躍を、大きく期待している。
 皆さま方が、「かけがえのない自分自身の舞台」であるそれぞれの国で、社会を大切に、地域を大切に、良き市民として活躍されることが、仏法の偉大なる証明になるのである。
 結びに、縁深き我が友に、「皆さまの勝利が、SGIの勝利」「皆さまの前進が、世界の前進」と申し上げ、記念のスピーチとしたい。

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