Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第4回本部幹部会 われらの前進は「万年の長征」

1996.10.25 スピーチ(1996.6〜)(池田大作全集第87巻)

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11  「新世紀へ前進の年」は「新世紀へ人材をつくる年」
 そのために、若い人材が、ぐんぐん成長してもらいたい。二十一世紀は青年部に託す以外にない。青年部が焦点である。青年部は伸びてはいるが、もう一回、本格的に鍛えたい。育てたい。そして、立派に一切の総仕上げをお願いしたいのである。
 「新世紀へ前進の年」とは「新世紀へ人材をつくる年」である。こう決めて、全力をあげていただきたい。
12  人材は「実戦」のなかでしか、現実の戦いのなかでしか育たない。模擬練習では絶対に育たない。観念や組織上の形で、でき上がるのではない。口先だけ、形式だけ、気取った格好だけ――そんなうわべだけのものではない。
 本当の「実戦」しかない。人まかせでなく、自分が全責任をもつか、もたないか。人材の成長は、これで決まる。
 戸田先生の遺言は「上だよ」と。「会員じゃない。幹部で決まるんだ」と言い遺された。
 会長はじめ全幹部が先頭に立ち、もう一度、青年部を育てていきたい。
13  本年を有意義に総仕上げし、来年また、よき一年を迎えたい。
 すべてが仏道修行である。「すべてが仏になる修行なんだ」と、大きな心で進んでいきたい。
 また、いつも会場を提供してくださっている皆さまに、幹部は「誠実」と「礼儀」と「感謝」と、真心の「ねぎらい」がなければならない。当たり前と思ったら、大変である。
 きょうはご苦労さま。本当にありがとう! きょう、お会いできなかった皆さまにも、くれぐれもよろしく伝えていただきたい。楽しく、朗らかに進みましょう!

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