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日蓮大聖人・池田大作

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中部・北陸池田学校総会 青年よ「事の信仰」で勝て!

1995.10.6 スピーチ(1995.5〜)(池田大作全集第86巻)

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7  学会が強いのはなぜか。
 それは、狂った権力者の魔性によって牧口先生が獄死させられ、戸田先生が迫害された。
 その魔性を「断じて許さない」心があるから強いのである。
 この「魂」を忘れない限り、学会は断じて敗れない。ますます発展していく。そう私は厳然と言い残しておきたい。
8  民衆よ叫べ! 黙すれば権力が喜ぶ
 民衆が臆病で、我慢強く、何も言わないから、権力は安泰なのである。だから「人権闘争」「精神闘争」「言論闘争」が必要なのである。
 哲学者カントの名言がある。
 「自分を蛆虫うじむしとする人は、足で踏みつけられても、それで文句はいうことはできない」(「徳論の形而上学的基礎論」森口美都男・佐藤全訳、『世界の名著』32所収、中央公論社)
 迫害され続けたユダヤの人々は、それを知っているゆえに、絶対に妥協しないのである。
 何があっても、戦い抜く。永遠に「正義」の旗を振り続ける。この「戦う心」それ自体が、人間としての「勝利」であることを強く申し上げ、記念のスピーチとしたい。
 きょうは、おめでとう。

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