Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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青梅区の友との懇談会 歴史を動かす英雄は民衆

1995.9.22 スピーチ(1995.5〜)(池田大作全集第86巻)

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11  また、こうも仰せである。
 「謗法一闡提ほうぼういっせんだい・国敵の法師原が讒言を用いて其義をわきまえず左右なく大事たる政道を曲げらるるはわざとわざはひをまねかるるか墓無し墓無し
 ──正法に背く者であり、一闡提であり、国の敵である法師らの、つくり話の誹謗を用いて、その内容を確かめもせずに、無理やりに大事な政治の道を曲げられるのは、自ら、わざと災いを招こうとされるのだろうか。はかないことである。はかないことである──。
 大聖人は、曲げてはならない政道を曲げる危険に対して、大誠実の警鐘を鳴らされたのである。
12  「獅子王の心」で大闘争の歴史を
 こうした大聖人の御闘争を受け継いだ学会の魂とは何か。それは「佐渡御書」の一節に尽きる。
 「強敵を伏して始て力士をしる、悪王の正法を破るに邪法の僧等が方人をなして智者を失はん時は師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし例せば日蓮が如し
 ──強敵を倒してはじめて、その人を「力士(力ある士)」と知ることができる。悪い権力者が正法を破ろうとして、邪法の僧らがそれに味方して、智者を亡きものにしようとする時には、師子王のような心をもつ者が必ず仏になれる。たとえば、日蓮のようにである──。
 二十一世紀の広宣流布の「力士(力ある士)」たる青年部は、今こそ「師子王の心」を奮い起こして、痛快なる青春の大闘争の歴史を残していただきたい。
 本日、お会いできなかった方々に、くれぐれも、よろしくお伝えください。青梅は青梅らしく、焦らず、仲良く、自分たちの力で、自分たちの満足できる、″我らが理想郷″を堂々とつくっていただきたい。同志とともに、地域の方々とともに、晴れ晴れと、よき人生を送っていただきたい。
 皆さまの「健康」「長寿」「裕福」を重ねてお祈り申し上げ、きょうの懇談会としたい。ありがとう。また来ます。

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