Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

栃木・茨城代表協議会 賢人は″絶えず新しくなる″

1995.6.12 スピーチ(1995.5〜)(池田大作全集第86巻)

前後
10  使命の道をどこまでも勇猛精進
 マンデラ大統領は、自伝をこう結ばれている。
 「わたしは自由への長い道のりを歩いてきた。(中略)わたしはここでひと息ついて、束の間、周囲のすばらしい景色を見渡し、来た道を振り返ってみた。けれども、休めるのは、ほんのひとときだけだ。自由には責任がともなう。のんびりしてはいられない。わたしの長い道のりが、まだ終わっていないからだ。」(同前)
 これが、現在七十六歳の「人権の闘士」の気概である。
 私どもも、広宣流布という大道で″間断なく″勇猛精進してまいりたい。
11  最後に、有名な「開目抄」の一節を拝したい。
 「我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし、天の加護なき事を疑はざれ現世の安穏ならざる事をなげかざれ、我が弟子に朝夕教えしかども・疑いを・をこして皆すてけんつたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし
 ──われならびにわが弟子は、諸難があっても疑う心がなければ、自然に仏界にいたるであろう。天の加護がないからといって、疑ってはならない。現世が安穏でないからといって嘆いてはならない。(このことを)我が弟子に朝夕教えてきたけれども、疑いを起こして、皆、捨ててしまったのであろう。つまらない人間の常として、約束した事を、まことの時に忘れるのである──。
 この永遠の指針を胸に、日本と世界の模範となる「関東ルネサンス」をお願いしたい。
 関東の各県が底力を出せば、東京が変わり、全国が変わる。
 今回、お会いできなかった方々に、くれぐれもよろしく伝えていただきたい。
 栃木と茨城。新しい出発、本当におめでとう!

1
10