Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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創立の日記念第82回本部幹部会 学会は戦う「善の力」の連帯

1994.11.12 スピーチ(1994.8〜)(池田大作全集第85巻)

前後
20  ユゴーは、亡命の地にあっても、世界の情勢をつぶさに把握し、至るところに新たな歴史の光明を見いだした。それらの動きは、ユゴーの眼には、新時代の黎明として、はっきり映った。そして叫んだ。
 「政界の近眼者流は目して火災と云ふ、余は黎明と云ふ!」(『追放』神津道一訳、『ユーゴー全集』9所収、ユーゴー全集刊行会)
 ″政界の「近視眼」の連中には、黎明を告げる事件も、単なる「火事」としか見えないであろう″と。
 「正義」を信ずる人は、常に「未来」を確信できる。そして「未来」を確信する人は、「自由」と「解放」の心をもつことができる──これが、ユゴーの揺るぎない自信であった。
 ゆえに、彼に悲観は無縁であった。彼は言う。
 「逆境に在っては当に斯く叫ばねばならぬ、『希望! 希望! 又希望!』と」(同前)
 いわんや大聖人の「太陽の仏法」を掲げる私どもは、希望に満ち満ちている。「太陽の仏法」で末法万年尽未来際を照らしゆかんとしている。
 私は、入信当時から「創価学会の前途に、無限・永遠の希望を開かせたまえ」と祈ってきた。
 今、二十一世紀の黎明は燦然と輝き始めた。
 いよいよ希望に胸を張り、「楽観主義」の大行進をにぎやかに始めましょう! 陰険な悪を打ち破り、愉快に、また愉快に戦いましょう!(拍手)
21  栄光の11・18「創立六十四周年」記念の本部幹部会を、全世界の同志、全日本の同志の皆さまとともに、重ねて喜び合いたい。本当におめでとう。(拍手)
 各地の会館でも、各部・各種グループの祝賀の集いが開催されており、お祝い申し上げたい。
 また、牧口先生、戸田先生のご親族の方々も、創価国際友好会館に、お元気な姿を見せてくださり、心から感謝申し上げたい。
 終わりに、もう一度、韓国・台湾・ブラジルの研修メンバーなど十二カ国の同志の方々に最大の敬意を表し、本日のスピーチを結びたい。ありがとう!
 (東京牧口記念会館)

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