Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第1回東北海道総会 北海道はVサインで前進!

1994.8.17 スピーチ(1993.12〜)(池田大作全集第84巻)

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10  「勝つ」のが難攻不落の「三代城」の使命
 創価高校野球部の健闘が光っている。
 記念すべき甲子園初勝利の知らせを、私は、北海道へ向かう機中で聞いた。
 その勝利を祝うかのように、窓から見た青い青い夏空に、Vサインの形の白雲が浮かんでいた。(拍手)
 ご存じのとおり、「V」は「ビクトリー(勝利)」の意味である。
 北海道創価学会も、このVサインを象徴として前進しましょう!(賛同の拍手とVサイン)
 ここ東北海道の友は、機関紙の拡大でも弘教でも全道をリードされている。仏法のための健闘を心からたたえたい。(拍手)
11  Vサインと言えば、狂気の独裁者ヒトラーと戦い、″難攻不落″の英国を指揮したチャーチルが有名である。
 最も苦しい戦いのただなかにあって、彼は悠然とVサインで国民を勇気づけたのである。
 ナチスの猛攻撃が加えられた夏にも、チャーチルは破壊された焼け跡に立って、葉巻を口に、あのVサインを掲げて民衆を激励した。その姿が、人々に確信と安心を与え、闘志を奮い起こさせた。
 この不敵な魂は、何ものも恐れぬ「学会魂」に通じる。
 大聖人は「いくさには大将軍を魂とす大将軍をくしぬれば歩兵つわもの臆病なり」──戦には大将軍を魂とする。大将軍が臆したならば、(部下の)兵は臆病となってしまう──と仰せである。
 指導者は、民衆が一番大変な時にこそ、民衆の中へ入り、民衆を励まさなければならない。
12  チャーチルの有名なスピーチに、こうある。「われわれの目的はなんであるかとお尋ねになるならば、私は一言でその問に答えましょう──勝利、この二字であります。あらゆる犠牲を払い、あらゆる辛苦に耐え、いかに長く苦しい道程であろうとも、戦い抜き勝ち抜くこと、これであります」(ロバート・ペイン『チャーチル』佐藤亮一訳、文化放送開発センター出版部)
 今も輝く、不滅の演説である。
 北海道もこの「Vサイン」でいきましょう!(拍手)
 北海道の皆さまは、どんな時にも、希望のVサインを掲げながら、「北海道さえあれば、学会は永遠なり」という「難攻不落の三代城」を築いていただきたい。
 (初代・二代・三代の会長ゆかりの)「三代城」は北海道しかない。この誇りで進んでいただきたい。(拍手)
 「『希望』と『和楽』と『建設』のスクラム──世界一の広布の仏国土」(東北海道の新スローガン)、おめでとう!(拍手)
 きょう、お会いできなかった方々に、くれぐれもよろしくお伝えください。また、お会いしましょう!(拍手)

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