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日蓮大聖人・池田大作

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第75回本部幹部会、全国青年部幹部会、… 民衆を守れ、民衆と生きよ、それが王者

1994.3.7 スピーチ(1993.12〜)(池田大作全集第84巻)

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13  「民衆と一体」で「王道」を進め
 「創価学会は宗教界の王者である」──。「3・16」に永遠に刻まれた、戸田先生の獅子吼である。この「王者」の誇りを決して失ってはならない。
 では、「王」とは何か。
 中国の歴史書『史記』には、「王者は民人を以て天と為す」(王者は民衆を天のごとく敬う)とある。
 王者とは、民衆を「天のごとく」最も大切にできる人間である。
 御書にも、「王は民を親とし」と仰せである。
 民衆が王を大切にするのではない。王が民衆を敬い、最大に大切にしていくのである。これが道理であり、また仏法のとらえ方である。
 ここを間違えてはならない。大切なのは、つくられた虚像ではない。永遠に変わらぬ人生と宇宙の「法則」である。その法則のうえから一切を見ていくことである。
 創価学会は、庶民を根本としている。庶民をだれよりも大切にしている。そして庶民と一緒に進んでいる。これが真の「王者」のいき方である。(拍手)
 私どもは、だれが何と言おうとも″我が道″を行く。学会は、どこまでも庶民の中で、苦しんでいる人、悲しんでいる人、不幸な人の味方となってきた。だからこそ、学会は「王者」となった。このことを、私は強く訴えておきたい。(拍手)
14  諸君は若き「王者」である。「王子」であり「王女」である。ゆえに王道に生き抜いていただきたい。
 ″会員がすべて″″会員が大切″″民衆がすべて″″民衆が大切″──永遠にこの精神で進んでいただきたい。この道こそ、「王者の道」である。「幸福の道」である。「勝利の道」である。こう申し上げて、本日の私の話を終わりたい。
 遠いところ、本当にご苦労さま!
 (創価国際友好会館)

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