Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第74回本部幹部会、第28回婦人部幹部… きょうも生き生きと快活に前へ!

1994.1.22 スピーチ(1993.12〜)(池田大作全集第84巻)

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30  地域の発展の「柱」たれ、「導師」たれ
 大聖人は、続けてこう述べられている。
 「其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ、仏種は縁に従つて起る是の故に一乗を説くなるべし」──その国の仏法流布は、あなたにお任せします。仏種は縁によって起こるものです。このゆえに、法華一乗の法を説くのです──と。
 ″貴辺にお任せします″──と。ここでは″寺に任せる″とも、″僧侶に任せる″とも書かれていない(笑い)。大聖人は「在家」の門下に、その地域の広宣流布を託されたのである。
 我が学会こそ、大聖人から「広宣流布」の勅命を受けた誉れの教団である。(拍手)
 大聖人は、佐渡の阿仏房に対しても、「阿仏房しかしながら北国の導師とも申しつべし」──阿仏房、あなたは、しかしながら北国の導師ともいうべきでしょう──と讃えられている。
 かつて宗門は、勤行の″導師″という言葉は僧侶だけに使うものだ、学会幹部には使ってはならないと言い張り強制した。御書を読んでいないのか(笑い)、一事が万事で、仏法の本義とは何の関係もない、言いがかりを続けたのである。
 大聖人は、信徒である阿仏房を「導師」と呼ばれ、称賛されている。この一点だけでも、宗門がいかに大聖人の御心に背いてきたかが明白である。
31  これからも、人生も社会も、いろいろなことがあるにちがいない。しかし、いろいろなことがあるから強くなれる。いろいろな変化があるから楽しみもわく。
 どうか皆さまは、幾重にも工夫を重ね、広布の縁を広げていただきたい。そして、「私がいるから、この地域は心配ありません!」と言い切れる指導者であっていただきたい。
32  私は本年も、世界を舞台に行動していく予定である。皆さまのお題目を、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
 本日は長時間、ご苦労さま。また全国の皆さん、お体を大切に。ありがとう!
 (創価国際友好会館)

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