Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

新春幹部会、第2回関東総会 ″私は徹する、ただ民衆のために″

1994.1.9 スピーチ(1993.12〜)(池田大作全集第84巻)

前後
14  「全人類を幸福に」──その秘術が妙法
 第二回の関東総会、重ねて「おめでとう」と申し上げたい。(拍手)
 関東は、活動の舞台も広く、大変である。大都会のような華やかさもないかもしれない。そのなかを本当に、よく戦ってこられた。頼もしく、力強き″関東勢″──これからも私は、一段と関東に力を入れたい。関東を固めたい。関東から新しい人材を輩出してまいりたい。(拍手)
 日蓮大聖人は、この関東の天地で活躍する門下の曾谷殿──今の千葉県・城県の一部にあたる下総の曾谷教信に、こう仰せである。
 「今法華経と申すは一切衆生を仏になす秘術まします御経なり、所謂地獄の一人・餓鬼の一人・乃至九界の一人を仏になせば一切衆生・皆仏になるべきことはり顕る、たとえば竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るるが如し
 ──法華経という経は、一切衆生を仏にする秘術があられる御経である。いわゆる地獄界の一人、餓鬼界の一人、(さらに畜生界、修羅界……という)九界の一人を仏にすれば、一切衆生が、みな仏になれるという法理が、あらわれる。たとえば、竹の節を一つ破れば、他の節も、次々に破れるようなものである。(十界互具であるゆえに、たとえば地獄界の一人が成仏できるということは、その地獄界を具す九界の人々も成仏できる証明となる)──。
 病気、経済苦、心の苦しみ──地獄の苦悩にある「一人の人」。その人を成仏させられるかどうか。その人が絶対の幸福をつかめるかどうか。それができるのが法華経である。それができることが一切の人を救える証明となる。
 仏法は大きい。一切を救う。その大きさも「一人の人間」に集約され、すべて含まれているのである。
 「一人」が成仏すれば、周囲の人々をも成仏の軌道へ導ける。一家も、一族も、また友人も、たとえ地獄界、餓鬼界の苦しみにある人であっても、幸福の方向へと方向づけてあげられる。それが妙法の力である。
15  「自分自身の人間革命」から始まる
 「一人の人間革命」が、やがて「世界の変革」をも、成し遂げていく──その根本原理も、ここにある。
 ゆえに、大事なのは、強盛なる信心の「一人」である。一人の「一念」であり、「心」である。
 環境がどうあれ、一人、魂の「金の城の人」がいれば、「黄金の人材」さえあれば、すべてを良き方向へ、幸福の方向へと開いていける。
 この「真剣の一人」を育て、「真剣の一人」に育ちながら、私どもは進んでいきたい。
 学会員一人一人が、真金の人と輝くならば、全人類も、「幸福」へ、「安穏」へ、「平和」へと導いていけないはずがない。事実、学会の発展と、歩調を合わせるかのように、日本と世界の歴史も、大きく転換してきた。
 その意味から、学会こそ、「日本の柱」「世界の光」との気概で進みたい。
 私どもは、この偉大なる仏法を、さらに深く体得し、広布に生きる人生の喜びを満喫しながら、前進してまいりたい。(拍手)
 そして、この一年、「境涯の拡大」「功徳の拡大」「友情の拡大」「広布の拡大」「団結の拡大」「励まし合いの拡大」へ、″破竹の勢い″で進んでまいりたい。「拡大しよう」という一念、祈りによって、自分自身の人生が大きく、楽しく広がっていくのである。(拍手)
16  きょうは、全国で、新春の集いが開催されている。
 また、この会場には、海外十九カ国から五十人の代表が参加されている。(拍手)
 さらに、きょうから、東京牧口記念会館、熊本の荒尾会館で、待望の衛星中継が始まった。本当に、おめでとう。(拍手)
 本年も、私は、全力で日本の各地を回る決心である。また世界を駆ける決心である。(拍手)全国の皆さまが、風邪をひかれませんよう、重ねてお祈り申し上げ、年頭のスピーチとさせていただきたい。また、お会いしましょう!
 (創価国際友好会館)

1
14