Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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四国最高会議 「会員第一」の四国たれ

1993.12.1 スピーチ(1993.6〜)(池田大作全集第83巻)

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14  「信心の王国」四国は「智慧の王国」「希望の王国」
 ともあれ、「信心」ほど偉大なものはない。これが一切の結論である。
 大聖人は仰せである。
 「信心のこころ全ければ平等大慧の智水乾く事なし」──(完全な器、水を漏らさぬ堤防のように)信心の心に欠点がなければ、一切の人を平等に利益する仏の広大な智慧の水は、決して乾くことがない──と。
 仏の智慧は、あらゆる人々を、平等に絶対の幸福へと導く智慧である。
 その智慧の水を、我が生命の宝器に満々とたたえていくために必要なのは、ただ「信心」なのである。「信心」の器が壊れていたり、汚れていたり、閉じていたり、不純物がまじっていたり──それでは清らかな「智水」は得られない。ゆえに信心なき日顕に仏の智水などあるわけがない。あるのは、ただ仏法を利用し、信徒を食いものにしようという魔性だけである。
 「信心」は、我が創価学会にある。ゆえに御本仏の平等大慧の「智水」は乾くことなく、私たちを潤してくださる。ゆえに学会は行き詰まらない。無限に広布の道を、無限に幸福の道を、無限に人類の希望の緑野を広げていけるのである。四国もそうあっていただきたい。「信心の王国」四国は、即「智慧の王国」であり「希望の王国」なのである。
15  本日は全国、世界の皆さまに贈る意味も含めて、何点か、リーダーの在り方を語らせていただいた。指導者が成長しない組織は、皆が苦しむ。道路で前の車が止まっていては、後の車は進めない。リーダー自身が成長し、境涯を開く。そこに一切のカギがある。まばゆき「栄光」へと進む根本のバネがある。こう重ねて申し上げ、記念のスピーチとしたい。

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