Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第三回アメリカSGI最高会議 「受持即観心」の本義

1993.9.21 スピーチ(1993.6〜)(池田大作全集第83巻)

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12  また日達上人は「ここでは謀叛むほんの罪を起こせる科となっておりますが、これは五逆罪の中の破和合僧、和合僧団を破壊する者」「和合僧というのは、どこまでも正法を信仰する団体、それを破す、これが一番悪いことなんですね。正法を信心することは皆一同に成仏する。それを妨害することですから、世間の罪よりも余程重いのである」(『日達上人全集』)と。
 正法広宣流布に進む「和合僧団」である創価学会を破壊しようとする者は、「破和合僧」の大罪にあたる。このことが明確に示されている。
13  「一凶を禁じる」ところに立正安国
 このほど「立正安国論」の五カ国語(フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、中国語)の翻訳が完成した。関係の方々に心から敬意を表したい。
 大聖人は、「立正安国論」に仰せである。
 「如かず彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには」──(災難を根絶するには)かの、万もの祈りを行うよりは、この一凶(法然の謗法)を禁ずることである──と。
 現在においては、日顕宗の大謗法こそ、「一凶」である。ゆえに、今、私たちが、御本尊根本、御書根本に進めている「正義の宗教改革」こそが、現代における「立正安国」の行動であり、大聖人から、こよなく御称賛いただけることを確信していただきたい。
 最後に、幸福なる「歓喜の王者」としての皆さまのご活躍、そして、ご長寿をお祈りし、記念のスピーチとしたい。

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