Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第六十九回本幹、長野県総会 今、「宗教革命」の太陽が昇る

1993.8.8 スピーチ(1993.6〜)(池田大作全集第83巻)

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18  それでは、ガンジーは、どうやって人々の心を開き、より大きな次元へと高めていったのか──。ガンジーは、原子爆弾の破壊力にも動じない偉大な精神の力について、こう語っている。
 「皮膚の色になんら関係なく、男にも、女にも、子供にも、あらゆる人々のなかに宿っている」
 「ただ多くの人々においては、それが休眠状態にあるというだけのことであって、思慮分別をもった訓練によって休眠から目ざめさせることが可能である」(一九四六年二月十日付『ハリジャン』紙に寄稿した「原子力戦争」。『世界の名著63ガンジー自叙伝/ネルー自叙伝』所収、中央公論社)
 すなわちガンジーは、一人一人のなかに何ものにも侵されない偉大な精神の力があることを、「対話」と「行動」によって示していったのである。
 万人の胸中には、仏界という偉大な力がある。私どもは、たゆまない信行学の「訓練」によって、その力を引き出している。
 その力をもって皆さまは、広宣流布を進めておられる。民衆の新しき時代を開いておられる。
 皆さまには、偉大なる精神がある。偉大なる一念がある。皆さまの勇敢なる対話と行動によって、いよいよ新しい世紀の扉が開かれようとしている。
 どうか、これからも、仏の力を全身にみなぎらせながら、これ以上ないという「最高の人生」を生き抜いていただきたい。
19  さきほど秋谷会長から、支部・地区拠点、座談会場を提供してくださっているご家庭など、お世話になっている方々に、感謝のあいさつがあった。私も、重ねてお礼を申し上げたい。
 また、会館の管理者の皆さま、守る会の皆さま、個人会館を提供してくださっている皆さま、いつもありがとうございます。ご苦労さまです。
 さらに、聖教新聞の配達員の皆さまをはじめ多くの方々の奮闘、無事故の支えがあってこそ、この大創価学会は、毎日毎日、壮大に悠々と前進することができる。まさに日本世界一の創価学会である。本当にありがとう!
20  「新・人間革命」連載をスタート
 最後に、少々、コマーシャルをお伝えしておきたい。
 以前から構想をお話ししていた「新・人間革命」の新聞連載を、今のところ、十一月十八日(創価学会創立記念日)から開始したいと考えている。
 これまでは一日おきの連載であった。今度は当分の間、平日は毎日の連載を考えている。完結すると全部で三十巻の予定。私は、挑戦を始めます!
 また、海外についても、今後、さらに多くの国々を回る予定でいる。皆さま方も、続いていただきたい。私の仕事は、いよいよこれからである。
 きょう、お会いできなかった方々に、よろしくお伝えください。冷夏ですが、お体に気を付けて、元気な毎日をお送りください。全国の皆さま、本当にご苦労さま!

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