Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第六十五回本部幹部会、配達員大会、東京… 「誠実」「真剣」「知恵」の人生は幸福

1993.4.20 スピーチ(1993.1〜)(池田大作全集第82巻)

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16  カモンイスは、また「勝利は権力ではなく、知恵で勝ちとるものだ」と。
 仏法の精神にも通ずる、英知の言葉である。
 いわんや大聖人の仏法は、「以信代慧いしんだいえ(信を以て慧に代う)」である。「幸福への知恵」「勝利への知恵」は、信心のなかにふくまれている。
 人の心を動かすものは、知恵である。周囲がどうか、環境がどうかではない。大切なのは、自分自身の知恵である。知恵で決まる。
 その知恵を開くために、自分自身が「信心」を奮い起こしていくことである。
 また、そうした強き信心の祈りは、すぐに目には見えなくとも、時とともに、必ず、「勝利のリズム」を生み出していく。「無限の知恵」が、「無限の勝利」の道を開いていく──それが信心である。
17  「5・3」を晴れやかに
 東京の足立、墨田、世田谷、大田、村山、東村山の六区の合同総会、おめでとう!
 さらに、本日は、海外二十カ国の求道の同志も集っておられる。心から感謝申し上げたい。遠いところ、本当に、ご苦労さまです。
 また、明日も全国の衛星中継会場に、多くの「無冠の友」の皆さまが参加されると、うかがった。重ねて「ありがとう!」「本当にありがとう!」と申し上げます。
 皆さまの戦いで、晴れやかな「五月三日」を迎える。最大に感謝申し上げたい。
 学会の「元日」ともいうべき「5・3」──どうか、ご家庭でも、楽しく迎えていただきたい。この日だけは、奥さまはご主人を叱らず、ご主人は、何かプレゼントを持って帰る。男のお子さんであれば、お父さん、お母さんの肩をもみ、女のお子さんであれば、お母さんの代わりに食事の用意をしてあげる──たとえば、そんな心温まる日にしていただきたい。
18  これからも私は、海外を訪れ、また、多くの識者と語り合っていく。世界への道、友情のネットワークを一段と開いていく。
 今や学会は、まったく新しい時代を迎え、壮大な広がりで進んでいることを、知っていただきたい。
 最後に、皆さまの健闘をたたえ、また「五月三日、万歳!」「無冠の友、万歳!」と申し上げ、本日のスピーチとしたい。本当に、ご苦労さま!ありがとう!

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