Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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SGI代表者会議 皆が「正義の人」「福運の人」に

1993.2.3 スピーチ(1993.1〜)(池田大作全集第82巻)

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9  (6)親の信念の生き方を伝えよう
 要は、子供たちを立派に成長させるために、ガッチリと″心のギア″をかみ合わせながら、ともに成長し、一体で前進していくことである。
 私たちは、法のため、人のために奉仕している。エゴの人生ではない。ゆえに人よりも忙しいし、団らんの機会も気ままには取れないかもしれない。それでも人に尽くして生きている。いちばん尊い人生なのである。
 その信念、生き方、情熱を、子供たちが理解し尊敬できるようにしてあげなければならない。愛情も、信念も、″黙っていても、いつかわかってくれるだろう″と考えるのは誤りである。
 意識して″表現″しなければならない。あせらず、そして賢明に伝えていくことである。その「知恵」が「信心」の表れなのである。
10  男女は、まったく平等である。そのうえで、男女の現実における傾向性を踏まえて申し上げれば、男子は勇気ある「正義の人」に、そして、人々を厳然と守っていける「力ある人」になっていただきたい。
 女子は、何より、幸福な「福運のある人」になってほしい。そのためには「心清き人」でなければならない。「心清ければ天女、心汚るれば魔女」というように、心ひとつで対照的な人生となる。
 アメリカでも家庭の崩壊が、大きな社会的課題になっているとうかがっている。日本でも、同じ傾向が強まっている。そのことを念頭に置いて、未来部結成を機に、何点か、気づいた点を語らせていただいた。
 「一家和楽の信心」は、SGI(創価学会インターナショナル)の永遠の指針である。朗らかな、素晴らしい家庭から、二十一世紀の素晴らしいリーダーが輩出され、彼らが満天の星のごとく、太陽のごとく、アメリカと全世界を照らしゆく日を夢み、まぶたに描きつつ、お祝いのスピーチとしたい。

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