Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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マイアミの代表者研修 広布の実践者を仏の如く敬え

1993.2.2 スピーチ(1993.1〜)(池田大作全集第82巻)

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4  仏勅の「世界広宣流布」を現実にしたのは、七百年来、否、仏教史上、ただSGIだけである。
 その私たちを、大切にするどころか、残酷に利用するだけ利用し、貪欲に貪るだけ貪り、いじめにいじめて切り捨てた。今の宗門に大聖人からの「相伝」などないことは余りにも明らかである。
 彼ら「法師の皮を著たる畜生」の行状の一部は、最近の創価新報でも紹介されていた。
 (学会の指摘によって綱紀粛正を打ち出しながら、その直後、日顕が一族を引き連れて伊豆長岡で豪遊した平成二年八月三十日の″綱紀破り事件″は、宗内に大きな衝撃を与えたが、日顕がその同じ高級温泉旅館だけで年間数千万円を使っていた事実が、明らかになっている)
 仏子が「妙法」のため、「大聖人」のために供養したお金を、文字通り、湯水のごとく遊興に使う人間。それが、大聖人の仏法の正しき「相伝者」であるどころか、「破壊者」であり、仏敵であることは、御書に照らして、明白である。
 彼らは仏子を侮蔑し、人間を侮蔑する。大聖人は仏子への尊敬と、人間への尊敬を教えておられる。仏界を具する「人間」への礼拝、尊敬を教えておられる。
 この、人間を尊敬する「法華経の心」が広まるとき、世界は真実に平和になっていくにちがいない。
 その時こそ、人類は、権力によるのでも、武力によるのでも、経済力によるのでもなく、生命の「法」によって″連帯″することができる。「法」は永遠である。ゆえに、その絆も永遠となる。
 大聖人は、その″世界平和の秘術″を教えてくださっているとも拝される。この「最上第一の相伝」を、ひとり実践しているのが、わがSGIなのである。
5  ここアトランタ総合方面のあるアメリカ南部は、『トム・ソーヤーの冒険』や『風と共に去りぬ』など、幾多の名作を生んだ地である。さらに、マーチン・ルーサー・キング氏、ローザ・パークス女史(ともにアメリカ人権運動の先覚者)の出身地でもある。カーター、クリントン両大統領も輩出した。素晴らしき風土、多士済々の人物像──人間砂漠のような大都市など比較にならない。
 なかんずく、ここマイアミ。この温暖さ、この美しさ──。マイアミといえば、世界中の人々の、憧れである。
 皆さまの福徳、ご健康、ご長寿、無事故を、私は祈りに祈っている。どうか安心して進んでいただきたい。サンキュー・ソー・マッチ!

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