Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第六十二回本部幹部会、婦人部幹部会 「大いなる行動」が「大いなる幸福」を

1993.1.17 スピーチ(1993.1〜)(池田大作全集第82巻)

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25  日淳上人「学会の師弟の道に妙法の道が」
 「師子」の本義について、大聖人は「師子とは師は師匠子は弟子なり」──「師子」とは「師」は師匠、「子」は弟子である──と仰せである。
 大聖人の教えを誤りなく実践し、師匠と弟子が一体となって妙法広布に進んでいく。これが「師子」の道である。
 また、日淳上人は「今日この創価学会の方々が、戸田会長先生が師匠として教えられて来られました所を、一歩も踏み外さずに遵奉をして益々その道に邁進せられようとせられること、このことが真の妙法蓮華経の道を実践躬行することであるのでございまする」(昭和三十三年十一月九日)と、学会の「師弟の道」に「妙法の道」の実践があると明言されている。
 仏法の根本は「師弟」である。「師弟の道」を貫くことである。「根源の師」であられる大聖人に直結しながら、これからも戸田先生との「師弟の道」を生き抜くのが、私の一生である。
26  「全勝」のためには、油断があってはならない。
 御書には「師子王は前三後一と申して・ありの子を取らんとするにも又たけきものを取らんとする時も・いきをひを出す事は・ただをなじき事なり」──師子王は、前三後一(三つの足を前に、一つの足を後ろにという、最も慎重な身構えをすること)といって、蟻の子を取ろうとする時も、また、力の強きものを倒そうとする時にも、全勢力をこめてかかるのは同じである──と。
 小事が大事である。広布の活動のうえでも、仕事のうえでも、家庭も人生も、すべて油断なく、知恵をしぼり、努力を重ねて、堂々たる栄光の一年を勝ち取っていただきたい。

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