Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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職員との語らい 信心は″急速に良く変わる″実践

1992.12.27 スピーチ(1992.6〜)(池田大作全集第81巻)

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6  「広布の開拓」が、わが人生の開拓に
 戸田先生は、「創価学会は世界にただ一つの、末法御本仏の正義を信ずる折伏団体なのですから、そこをよく思い合わせて、閻浮提第一の大事なりと思ってください」(四信五品抄講義)と話されている。
 学会は、かけがえのない世界唯一の「広布の団体」である。学会ほど正しく、尊く、使命重き団体はない。このことを心の底から確信するとき、限りない勇気と力がわいてくる。
 本格的な広布の「大交流時代」が到来している。私どもは明年、いよいよ地域に、社会に、そして世界に、仏法の本義、学会の正義を堂々と宣揚していきたい。
 広宣流布の険路を開拓することは、そのまま自身の生命の開拓に通じ、人生の幸福の開拓に直結しているのである。
7  ホイットマンは、うたった。
    あらゆる過去はうしろに取り残すのだ、
  わたしたちは一層新しい、一層力に満ちた世界へ、変化した世界のうえに進出するのだ、
  生き生きと力強く、わたしたちはしっかりと世界をつかむ、労働の世界と苦しい長旅を、
  開拓者たちよ! おお、開拓者たちよ!
 「広布の開拓者」「生命の開拓者」「人生の開拓者」──緑したたる沃野を目指して、私どもは、ますます「生き生きと力強く」前進を開始してまいりたい。
8  「人生には、希望がなくてはならない」──亡くなる前年のお正月の戸田先生の言葉である。
 「新年の初頭にあたって、吾人ごじん(私)が同志にのぞむものは、老いたるにもせよ、若きにもせよ、生活に確信ある希望をもち、その希望のなかに生きぬいてもらわなければならないことである」と。
 希望に燃える人は若い。希望に生きる人は強い。どうか、皆さまは、明年も「無限の希望」に生き、多くの人に希望を運ぶ、無上道日々を歩んでいただきたい。
  日本一、世界一、良いお正月を!
 明年が、最高に良い一年でありますように。素晴らしい一年でありますように。そして燦然と輝く「金剛の一年」でありますことを、私は切にお祈り申し上げます。

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