Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第五十八本部幹部会・全国婦人部幹部会 学会は「功徳聚の世界」

1992.9.25 スピーチ(1992.6〜)(池田大作全集第81巻)

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21  大聖人は、御自身のおられるところは「功徳聚の砌なり」──功徳の集まっている場所である──とも仰せである。
 すなわち、「水あれば魚すむ林あれば鳥来る蓬莱山には玉多く摩黎山には栴檀生ず麗水の山には金あり、今此の所も此くの如し仏菩薩の住み給う功徳聚の砌なり」と。
 ──水があれば魚がすむ。林があれば鳥が来る。蓬莱山ほうらいさん(中国の伝説の山)には玉(宝の石)が多く、摩黎山(南インドの山)には、栴檀(香木)が生ずる。中国の麗水という川が流れる山には金がある。今この所も、同様である。仏菩薩の住まわれる「功徳の集まっている場所」である──。
 大聖人の御生命が脈打つところ、そこは全宇宙の功徳が充満する仏土なのである。
 今、大聖人の正法を正しく行じ、全世界に広宣流布しているのは、ただ創価学会だけである。学会以上に「法の供養」「財の供養」を重ねきってきたところはない。その功徳は永遠である。御本仏直結、御本仏直系の学会は、世界一、いな宇宙一の「功徳聚の世界」なのである。
 この学会に連なり、学会を守る功徳もまた、計り知れない。どうか、これからも、この強い確信で、「最高に楽しい人生」を、仲良く生き抜いていただきたい。
22  終わりに一言、ご紹介しておきたい。
 スペースシャトル「エンデバー」に日本人として初めて乗り込んだ毛利まもるさんが、宇宙空間で、さまざまな実験を行ったことは、ご存じの通りであるが、そこには実験(″宇宙酔い″の)のためにコイが持ち込まれた。
 このスペースシャトルに乗り込んだ「宇宙ゴイ」と一緒に生まれ、同じ池で育った「兄弟ゴイ」二十一尾が、先日、届けられた。(愛知・弥富やとみ金魚漁業協同組合で養殖されたコイで、尾張の海部あま圏の友から届けられた)
 コイは現在、渋谷区内の池で飼われている。きのう私も″対面″したが、大変に元気で、″皆さんにくれぐれもよろしく″とのことであった。
 このコイを、創価大学の「文学の池」、東京・創価学園の「友情の池」に、数尾ずつ放つよう提案したい。
 このコイを贈ってくださった方々に、心から御礼を申し上げたい。
 それでは、きょうは本当にありがとう。ご苦労さま! どうか、お元気で!

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