Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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青年部幹部会、学生部・未来部総会 人間愛に生きる「魂の英雄」たれ

1992.9.12 スピーチ(1992.6〜)(池田大作全集第81巻)

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23  今、私どもが、堕落し腐敗しきった宗門に対して厳しい糾弾の声をあげるのも、同じ方程式にのっとっているのである。決して世間的な単なる悪口などではない。法にかなった行動なのである。
 彼らは、師である大聖人に違背した仏敵である。言うべきことを言わなければ、大聖人の仏法が破壊されてしまう。皆が不幸になる。
 正法を守るため、民衆を守るために、激烈なまでに叫び、断固として言い切っていく──それが仏法者の精神である。「大聖人の信徒」としての当然の務めである。
 魔は、言い切った分だけ切れる。中途半端であったり、妥協した分だけ、魔の毒気が広がっていく。この道理のうえから、諸君も真の仏法者、真のリーダーとして、ご健闘をお願いしたい。
24  ナポレオン──″何か″を残す心意気で生きよ
 最後にナポレオンの言葉を紹介したい。
 「若くして死ぬなら死んでもいい。しかし栄光もなく、祖国に尽くすこともなく、生きた跡形を残すこともなく生きているのだったら、若くして死んではいけない。そんな生き方は酔生夢死すいせいむし(酔ったごとく生き、夢のごとく死に、いたずらに一生を終えること)も同然だからだ」
 一八〇二年八月六日、ナポレオンが三十二歳の時に、末弟のジェロームにあてた手紙である。何かを残せ、何かをつくれ、何かを成し遂げずして何のための一生か、何のための青春か──この意気で若きナポレオンは戦ったのである。
 現在、東京富士美術館では、「ナポレオンとその時代」展を開催しているが、将来、さらに大規模で多角的な展示として「大ナポレオン展」の開催も考えている。
 諸君も、″妙法のナポレオン″″妙法の英雄″の気概で、堂々と、颯爽と進んでいただきたい。
 それでは長時間、ご苦労さま。未来部の皆さん、聡明な親孝行をお願いします。ありがとう!

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