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日蓮大聖人・池田大作

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第五回北海道総会 「金剛の確信」輝く「金剛の北海道」を

1992.8.29 スピーチ(1992.6〜)(池田大作全集第81巻)

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16  今回の試験では、「聖人御難事」など御書四編、「教学の基礎要語」、そして「阿部日顕 法主退座要求書」が出題範囲である。
 大聖人は、「聖愚問答抄」で、「経文に明ならんを用いよ文証無からんをば捨てよ」──経文に明らかであるものを用いよ。文証のないものは捨てよ──と仰せである。
 経文は「仏の金言」であり、仏法の世界では「天子の一言」の重みをもつ。その裏づけのないものは、どんなに巧みに繕っても、結局、自分勝手な「己義」──いわゆる我見である。
 宗門の一連の画策には、何の文証の裏づけもない。過日の「信徒除名通知」にしても、昨年の「破門通告書」にしても、何一つ御書の文証が引かれていない。宗門の策動は、″大聖人とは全く無関係″なのである。
 ゆえに、大聖人の仰せ通り、断固として捨て去らねばならない。
 とともに、我が学会の行動、学会の主張が、いかに御書にのっとり、経文の通りであるか──教学を研さんすればするほど「金剛の確信」が深まっていく。
 その意味からも、青年部の諸君の「信心の教学」「戦う教学」に期待したい。
 今後とも私は、二十一世紀の聡明なる指導者をつくるために、創価学会の永遠の勝利と栄光のために、そして万年にわたる広宣流布のために、「教学の振興」に一段と力を入れていく決心である。
 特に北海道の皆さまは、教学に関しても、「北海道革命」で全国の模範となっていただきたい。
17  「先駆の北海道」万歳!
 ここで提案だが、インドのニューデリー近郊に設置が計画されている″創価記念菩提樹園″と、カナダの良き地に、北海道の大勝利を祝い、記念の植樹を行っては、どうだろうか。
 また、新しい千歳空港も誕生したことであるし、明年からハワイ、ロサンゼルス、シカゴなどアメリカ各地へ、交流団を派遣することも検討していただきたい。
 皆さま方のご健康とご長寿をお祈り申し上げ、「『二十一世紀の北海道』『創価学会の先駆の北海道』万歳!」と申し上げて、スピーチを終わります。ありがとう!

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