Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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香港・九州合同代表者会 妙法は無限の向上の法

1992.2.21 スピーチ(1992.1〜)(池田大作全集第80巻)

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6  すべての変化が「永遠の福徳」の糧
 さらに大聖人は「御義口伝」に「常住とは法華経の行者の住処なり」──(寿量品の「常住此説法」の)「常住」とは、法華経の行者の住む所である──と。
 別しては大聖人、総じては広宣流布を行じゆく学会員の活躍の場は、御本仏が「常住」される楽土なのである。
 たしかに、現実は変化変化の連続であるかもしれない。しかし妙法を唱え、広布に進みゆく皆さま方は、その無常の流転に流されることがない。苦しむことがない。かえって、一切の変化を、「永遠の福徳」のエネルギーとしながら、この人生を楽しみきっていける。
 御本仏の大慈悲に包まれながら、瞬間瞬間、一日一日、「永遠の歴史」を刻んでいける。自らの使命の天地を「常住」──すなわち永遠の仏国土へ、常楽と喜楽の都へと築き上げていくことができる。
 ゆえに「信心」には何ひとつ″ムダ″はない。すべて生かされていく。すべて「三世の幸福」の軌道を進む推進力となる。
7  香港の皆さまの尊き使命の舞台、気高き使命の人生は、二十一世紀を前に、いよいよ広々と開かれている。いよいよ鮮やかに光彩を増している。どうか、ますますにぎやかに、ますますはつらつと、ますます仲良く進んでいただきたい。
 私にとっても、すべての東洋広布の旅は、香港に始まり、香港に終わる。香港の皆さまとご一緒に、万年への歴史をつくれることが、私はうれしい。
 最後に、お世話になった香港の皆さま方に重ねて「ホウ多謝トーチェ!」(本当にありがとうございます)と申し上げ、そしてご列席のすべての皆さまの更なる「ご健康」と「ご多幸」と「ご長寿」をお祈りし、記念のスピーチとさせていただく。

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