Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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SGI香港・九州合同総会 「信心」は永遠の幸福映す鏡

1992.2.20 スピーチ(1992.1〜)(池田大作全集第80巻)

前後
5  唱題を重ねていくと、内なる仏性が、どんどん輝きわたっていく。我が生命に南無妙法蓮華経がしみわたっていく。自分自身が妙法の当体であることを確信し、覚知していける。そうした境涯を開けば、生きていること自体が楽しい。常楽である。力も出る。
 ″よし、広宣流布に進もう!″″よし、人を救っていこう″″仕事でもっと実証を示そう″と、ぐんぐん生命力がわく。「無限の希望」「無限の力」「無限の福徳」「無限の知恵」が輝く人生を、永遠に歩んでいける。
6  大切なのは「人間」である。人間への尊敬を教えたのが仏法であり、なかんずく大聖人の仏法である。その尊き「人間」を、事実の上で尊極そんごくの当体と輝かせるために、大聖人は忍難の御生涯を送られ、御本尊を建立してくださった。
 その御本尊を利用して、私腹をこやしたり、人間を、いわんや大切な皆さま方″広布の仏子″をいじめるなどというのは、大聖人とまったく正反対の所業である。
 創価学会は、大聖人の仰せの通り、「御本尊根本」で、そして「人間主義」でいく。お一人お一人を尊重し、大切にしていく。
 牧口先生、戸田先生は中国の人々をも多大に苦しめた日本の軍国主義と戦って、牢に入られた。牧口先生は獄死なされた。学会こそが、大聖人の「正法」を守り抜いたのである。「権威の宗教」と「人間のための宗教」と。その差は、あまりにも明白である。
 最後に、九州創価学会の皆さまの、いよいよのご多幸とご活躍、そして香港SGIの皆さまの、いっそうのご繁栄と福徳をお祈りし、「万歳」また「万歳」と申し上げて、祝福のスピーチとしたい。

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