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日蓮大聖人・池田大作

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婦人部幹部会、文化音楽祭 ついに来た!創価の共の「自由」は満開

1991.12.14 スピーチ(1991.10〜)(池田大作全集第79巻)

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18  またアタイデ氏は、「破門」について、次のように語っておられる。
 「宗教のドグマに反対したために追放されたとしても、なんら恐れることはない。
 私は『破門』という言葉ほどいなものはない。破門と聞くと、怒りが込み上げてくる。破門は一つの価値も生むことはない。
 もし、神の名を利用して″地獄に堕ちる″と言うなら、その宗教はもはや正しい宗教ではない。神に人を救う力があるなら、神は人を助けるはずだ。決して地獄に堕としたりはしない。仏に慈悲があるなら、人を救うはずではないのか。
 仏の名を借り、私物化するものがいるとすれば、それはもはや正しい宗教ではなくなってしまった証拠ではないか」──と。
 さらに、九十三歳という高齢になっても、休まず戦い続ける同氏に、その「精神」について尋ねたところ、「大事なのは、自分の決意の深さである。自分が決めた仕事を最後まで果たすことである。『世界人権宣言』についても、私は最後の最後まで信念を貫いた」と答えておられたという。
 ″私には誇りがある。私は勝利者である″との心の鼓動が聞こえてくる。
 いかなる世界であれ、最後まで戦い続けた人が「最後の勝利」を手にする。その原動力は、不屈の「決意」「責任感」であると、氏は結論されている。
 皆さまもまた、最後の最後に「私は世界幸福だ」「我が家は世界幸福だ」と誇れる勝利の人生であっていただきたい。
19  勇気ある叫びが「正義」を証明
 結びに、先日に続いて、トルコのことわざを紹介しておきたい。
 友情についてトルコでは、「友情の真偽は暗い日にわかる」という。
 ──自分の利益のためにだけ人を利用し、都合が悪くなると「無関係」と言うのは、人間として最低の行為であると私どもは断ずる。
 また、「うそをついたら他人になる」ということわざもある。
 ──確かに、ウソ、またウソで私どもをだまし、脅かし、策略をめぐらした悪人たちは、学会とは「赤の他人」であったほうがよい。それで自分たちから、学会とは「無関係」、すなわち広宣流布とも「無関係」と告白した。
 さらに、「勇気の前には、運命さえ頭を下げる」ということわざもある。
 今回の問題も、学会は「勇気」を出したがゆえに勝ったのである。勇気をもって真実を語ったがゆえに、悪の謀略が暴かれ、正義が証明された。この誉れは、広布史に永遠に輝くにちがいない。
 最後に、皆さまの「一家和楽」、そして皆さまと組織の方々の「健康」と「和楽」を心から念願しスピーチを終わります。東京の王者、万歳!世界一の婦人部、万歳!

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