Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

島根県代表幹部会 仏法は振る舞い、賢き人が幸福の人

1991.9.9 スピーチ(1991.7〜)(池田大作全集第78巻)

前後
16  濁世には皆で常に学び合って
 ともあれ、どこに「正義」があり、「広宣流布への正道」があるか。それを過たずに見極めていかねばならない。そのために大切なのは、大聖人のお教えを皆が学び合っていくことである。また正しく伝え合い、励まし合っていくことである。
 大聖人はこの″山光″ゆかりの富木常忍ら門下に、こう仰せである。
 「富木・三郎左衛門の尉・河野辺・大和阿闍梨等・殿原・御房達各各互に読聞けまいらせさせ給え、かかる濁世には互につねに・いゐあわせてひまもなく後世ねがわせ給い候へ
 ――富木、三郎左衛門尉(四条金吾、河野辺、大和阿閣梨等の殿たちや御房たちは、おのおのたがいに読み聞かせてさしあげなさい。このような濁世には、たがいにつねに話し合って、ひまなく後世を願うようにしなさい――と。
 まさに「濁世」である。このような時には、僧俗を問わず、仏子は″たがいに″″つねに″話し合っていきなさいと仰せである。
 妙法の同志が集い合い、御本仏のお教えを真剣に学び合うところに、確信と歓喜の波動が広がっていく。私どもは、この″対話のスクラム″を絶対に崩してはならない。また、絶対に崩させてはならない。(拍手)
17  仏法は、口でどんなことを言うよりも、″振る舞い″が大切である。また賢明に生活していく人が、確かな幸福の軌道を歩む人である。
 その意味で、青年部の方々は、ご両親を大切にしていただきたい。また、女子部の方々は、夜遅くならないように、よく自宅と連絡をとり合って心配をかけないようにしていただきたい。そして奥さんは、ご主人を大切に、ご主人は奥さんを大切にし、「一家和楽」の幸福な家庭を築いていただきたい。(拍手)
 では皆さま、この次お会いする時は、一緒に「安来節」を踊りましょう。(爆笑、拍手)
 どうか、いついつまでも、お達者で! 本日お会いできなかった方々に、くれぐれもよろしくお伝えください。
 (安来会館)

1
16