Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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'91県・区夏季研修、第二回長野県総会… 私は走る!誰がやらなくとも

1991.8.4 スピーチ(1991.7〜)(池田大作全集第78巻)

前後
17  難が起きることは、経文に照らして必然である。広宣流布が進めば進むほど、それを妨げようとする「三障四魔」の働きがますます強くなることは当然であり、ある意味で仕方のないことである。避けようがない。
 ゆえに、大切なのは、それをどう「変毒為薬」し、新たな前進への力としていくかである。
 嵐が吹きすさぶたびに動揺したり、ただ嘆いているばかりでは意味がない。何が起ころうとも、一切を広宣流布への″追い風″にしてみせるとの強靭な「一念」さえあれば、必ず道は開けていく。
 「現在」からつねに「未来」を志向し、ただ前へ、そして前へと進みゆく――この「現当二世」の信心で、今日までの学会の大発展の歴史は築かれてきたのである。(拍手)
 「難」がなければ、真の「仏道修行」ではない。「戦い」がなければ、真の「幸福」もない。それでは、本当の人生とはいえない。成仏もない。
 「煩悩即菩提」である。「罰即利益」である。こう定めた信心に行き詰まりはない。(拍手)
18  「境涯」の力は不思議である。「一念」の力は無限である。同じ環境、同じ状況にあっても、わが「境涯」と「一念」しだいで、百八十度、違う結果となり、人生となろう。
 「広布前進」への一念強き人は、風が雲をみるみるうちに追い払うように、わが福運の青空を晴れやかに、急速に、大きく広げていくことができる。
 どうか皆さまは、「感謝」と「大安心」の一念をもった「境涯の帝王」「心の帝王」として、世界最高のすばらしき、自在の人生を生きぬいていただきたい。(拍手)
 長野の皆さま、全国の皆さま、きょうは本当にご苦労さま! 健康と充実の日々でありますよう念願し、本日のスピーチを終わります。
 (長野研修道場)

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