Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

宮崎・都城、小林圏記念勤行会 わが胸中に福無量の「真如の都」

1991.2.12 スピーチ(1991.1〜)(池田大作全集第76巻)

前後
3  強き「祈りの弓」「勇気の利剣」で
 また、都城の弓は有名である。一八六〇年(万延元年)には、すでに弓作りが行われており(薩摩弓とも呼ばれる大型の竹弓)、現在では全国の九割以上がここ都城で作られている。また、木刀も有名で、全国の九割近くが生産されているという。
 大聖人は四条金吾夫妻にこう教えられている。
 「御いのりの叶い候はざらんは弓のつよくしてつるよはく・太刀つるぎにて・つかう人の臆病なるやうにて候べし、あへて法華経の御とがにては候べからず
 ――祈りが叶わないというのは、ちょうど弓が強いのに弦が弱く、太刀や剣があっても使う人が臆病であるようなものです。決して法華経(御本尊)の失ではありません――。
 どうか、このお言葉のごとく、信心の弓を満々と引きしぼって、具体的な祈りを一つ一つ成就させていただきたい。また、勇気の利剣、知恵の太刀をもって、一切の障魔を断ち切っていただきたい。そして、難攻不落の広布の城を皆の力で守りぬいていただきたい。(拍手)
4  尊き一生である。かけがえのない人生である。幸福になっていただきたい。幸福になるには、惑ってはならない。紛動される人生は不幸である。せっかく歩んできた成仏への軌道、所願満足のコースを外れては、あまりにも愚かである。
 これまでの仏道修行の功徳が花開くのは、これからである。いよいよの信心で、いよいよの決意をもって、御本仏につつまれた学会員の誉れを抱きしめ、一生涯、私とともに、学会の同志とともに、仲良く「広宣流布の大道」を進んでいっていただきたい。(拍手)
 それでは、お会いできなかった方々に、くれぐれもよろしくお伝えください。また来ます!
 (都城文化会館)

1
3