Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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高知・南国圏勤行会 わが人生を「朗らか王」で

1990.11.26 スピーチ(1990.8〜)(池田大作全集第75巻巻)

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4  ともあれ″朗らかに″人生を生きぬいていただきたい。簡単なようで、じつはそこに信心の一つの要諦がある。幸福を呼び寄せる大切な秘訣がある。
 ″朗らか″のなかには、強さがある。賢明さがある。豊かな心情もある。″芯″の通った人格の輝きもある。
 幸、不幸を決めるのは、環境ではない。人間である。自分自身の境涯である。
 弱き人は、幸福そのもののような環境でも「不幸」を感じる場合がある。強き人は、不幸そのもののような悩みの境遇のなかから、金剛のごとき「幸福」を打ち鍛え、つくり出すことができる。
 そして信仰とは、最高に″強く″生きぬくことである。悩みも圧迫もすべてをはね返し、ねじり伏せ、わが「精神の王国」には一歩たりとも寄せつけない。すべてを希望へのたきぎとし、幸福ヘのエネルギーとしていける――それが王者である。「朗らか王」である。
 かけがえのない人生である。同じ生きるならば、楽しく生きていきたい。人をも幸福にさせていきたい。
 そして、皆さまこそ「金剛宝器戒」を持った″金剛の境涯″の人である。福徳あふれる「朗らか王」として、きょうの快晴のごとき「朗らか王国」を、四国の天地に築きゆく使命の人である。(拍手)
5  四国の皆さまには、さまざまにお世話になるが、よろしくお願い申し上げたい。今後とも私は、全力で皆さまを応援していく決意である。(拍手)
 最後に、きょうお会いできなかった方々に、どうかくれぐれもよろしく伝えていただきたい。きょうは本当にありがとう。お幸せに!
 (南国文化会館)

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