Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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大田区記念勤行会 「新しい人」「新しい力」に光を

1990.11.7 スピーチ(1990.8〜)(池田大作全集第75巻巻)

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19  日蓮大聖人は「立正安国論」の中で、「仁王経」の次のような一節を引かれている。
 「人の夜書くに火は滅すれども字は存するが如く、三界の果報も亦復是くの如し」――人が夜の暗闇の中で書いた文字は、たとえ明かりが消えたとしても、書かれた文字自体は、きちんと残っている。それと同様に、生命に刻まれた因果も消えることなく、その報いが、いつか必ず現れる――と。
 陰徳あれば陽報あり――。ご夫妻の尊き人生は、今、″勝利の春″を迎えられた。
 人生の山頂で、悠々と、また闊達な青年のごとく、ご夫妻は、使命の総仕上げへの情熱を燃やしておられる。私には、ご夫妻を称える敦煌の「飛天」たちの喝采が聞こえてくるような気がしてならない。(拍手)
 本日は、氏に創価大学の名誉博士号が贈られた。また″父子絵画展″には、すでに一万人を超す人々が訪れ、惜しみない讃嘆が寄せられている。(拍手)
20  ともあれ、私にとって大田は古里であり原点である。古里に帰れば、だれもがホッとする。そのように、どこよりも安心できる、どこよりも心が通う、どこよりも頼もしい大田であってほしいと私は願う。
 私も、今後は何度もこの地を訪れたい。そして、できうれば一週間ぐらい滞在して、皆さまとともに広布と人生を語りたい。(拍手)
 最後に、きょうお会いできなかった方々に、くれぐれもよろしくお伝えくださいとお願いし、「大田、万歳」と申し上げて、お祝いのスピーチとしたい。ありがとう、また来ます!
 (大田文化会館)

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