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日蓮大聖人・池田大作

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第二回全国男子青年部幹部会 世界に人間主義の新しい朝を

1990.9.30 スピーチ(1990.8〜)(池田大作全集第75巻巻)

前後
20  この夏、長野研修道場で、アメリカの哲学者であるノートン博士とお会いした。ノートン博士は、軽井沢で宿泊されたホテルの社長さんに礼状を差し上げられたが、そのなかで、私に対して次のように述べられていたことを、その社長さんが伝えてくださった。
 「私の六週間に及ぶ日本滞在中に、池田SCI会長にお目にかかれたことは、特筆すべき出来事でした。私は、池田会長こそは、軍縮による平和のための、また世界市民に人類愛を教えるための、もっとも偉大な世界的指導者であると固く信じております。私は微力ですが、私の仕事をとおしてできる限り、この池田会長の理想実現に協力していきたいと存じます」と。
 まことに、ありがたいお言葉で恐縮している。
 また先日は、SGIの関係者が、ソ連外務省のロガチョフ次官と懇談した折、私どもの民衆活動への期待の言葉が寄せられた。
 「池田先生はじめ創価学会の皆さまの活動は、まさに″民衆外交″です。そして、事実が示すとおり、民衆外交の輪はますます広がりつつあります。私たちは、民衆外交の大切さを十分に知っております」と語っておられたという。
 さらに日本のある著名な平和学者が、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のある哲学者と会談した。その際、学会のことが話題となり、現在、世界でもっとも成功している哲学は、池田名誉会長のもつ哲学であると、高く評価されていた。そして、今や激論を交わせるような哲学者や指導者が世界には少なくなったと嘆いておられたことを伝えてくださった。
 現在、世界の一流の方々から、私どもの活動を深く理解し、高く評価してくださる言葉が、数多く寄せられており、まことに喜びにたえない。こうした言葉を大いなる励ましともして、私は、世界のため、人類のために、青春時代に誓った信念の道を、これからも堂々と進んでいきたいと思っている。
21  ともかく、九州の方々には、この一週間、本当にお世話になったことを、この席をお借りして、感謝し、お礼申し上げたい。また本日は、なんと一日で、広宣流布の若き指導者である男子青年部が、全国で四十数万人集い合うと聞いている。(拍手)
 これだけの若き人材群が、二十一世紀をめざして伸びゆくならば、広布の未来は盤石である。どうか、学会の宝であり、広布の若武者たる皆さまが、若々しく健康で大活躍の日々を送られ、「広布」と「社会」の使命の舞台で大勝利の人生を歩んでいかれるよう、強く強く念願し、私の祝福のスピーチとさせていただく。
 (九州研修道場)

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