Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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アメリカSGI各部合同研修会 寛容、忍耐、紳士たれ

1990.2.28 スピーチ(1990.2〜)(池田大作全集第74巻)

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3  何よりも仲の良いアメリカSGIであっていただきたい。仲の良い世界は強い。発展していく。
 そこにいる人たちも幸せである。仲の悪いところは、おたがいに傷つき、不幸である。いつしか必ず崩れてしまう。
 また、仲の良い世界は美しい。庭園の花々も″仲良く″咲いているからこそ、美しい花園となる。もし、それぞれの花が、折れたり、曲がっていたり、あちこちを向いてバラバラに咲いていたのでは、花園の美しさは生まれてこない。
 さらに「仲が良い」とは「調和」の世界である。私たちの体も、あらゆる器官が調和して、リズミカルに働いているがゆえに、健康を保ち、生き生きと活動することができる。各器官の調和が崩れれば、病気となり、死にいたることにもなる。
 ゆえに、皆さまは、御本尊を根本に、どこまでも異体同心の″妙法の家族″であっていただきたい。何があっても、仲の良いほうへ、仲の良い方へと心を向け、進んでいただきたいのである。
 仏法は「法」が根本である。広布の前進も、根本は、すべて御本尊である。「人」は一次元からいえば、正しく正法を受持し、広宣していく組織の責任者である。
 要するに、その中心者が御本尊を根本としているかどうか。それがもっとも肝要の一点となる。中心者が、その根本を忘れて、権威の力で、人を上手に左右し、動かしていこうとすることは危険である。正法の世界を壊してしまう場合すらある。
 ゆえに、あくまでも「法」を根本にし、大事にするリーダーでなければならない。
4  私も時間の許すかぎり何度も、皆さま方の応援に来たいと思っている。アメリカの皆さま方の奮闘を、日本に帰ってもいつも見守り、祈っています。
 (マリブ研修センター)

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