Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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関西記念幹部大会 生涯、青年の信仰の炎を

1987.9.25 スピーチ(1987.7〜)(池田大作全集第69巻)

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29  皆さま方は、日々、広布のために辛労を尽くされている。法のため、広布のため、信心のために苦しみ悩んだ分だけ、我が胸中の心田をより拡大し、大いなる福徳を耕していることを確信していただきたい。
 皆さま方の、毎日、毎日の偉業は、すべて妙法につながっているし、大聖人の御使いとしての活躍である。ゆえに仏天の加護は、絶対に間違いない。
 個人的な悩みも数多くあろう。また小さな悩みも多いにちがいない。それらの悩みも人によっては大きい成長のバネとしていけることもあろう。だが多くは、そのまま人生の苦悩として固められてしまうものだ。
 そうであってはならない。いわゆる煩悩即菩提の法理の上から、大いなる境涯で、大いなる人生を飾っていただきたい。そして、大いなる自分自身の輝く歴史を勝ち飾っていただきたい。
30  かつて牧口先生は、次のように指導されている。
 「羊が千匹いても、一頭の獅子にはかなわない。獅子がくれば、羊は逃げてしまう。臆病おくびょうな小善人が千人いるよりも、勇気ある大善人が一人いれば、大事を成就することができる」と。
 本日、ここにご参集の幹部のお一人お一人は、すべて妙法の獅子である。広大な草原を王者の気風をもって進みゆく獅子のように、広布と人生の広野を悠然と歩みゆく一生であっていただきたい。とともに″常勝関西よ永遠なれ″と申し上げて、祝福のスピーチとしたい。

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