Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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群馬県記念幹部大会 栄えよ! 郷土に誇りもち

1987.8.15 スピーチ(1987.7〜)(池田大作全集第69巻)

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25  古来、榛名山のことを「伊香保嶺いかほろ」といったが、「伊香保」の名は、何に由来するのであろうか。
 諸説あるようだが、伊香保温泉略説によれば「いかほの名義の起れるは、『イカメシキイハホ』と言う所より名づけたりと云へり……」(吉田東伍『大日本地名辞書』冨山房)とある。つまり、山の周辺は原野であり、耕地も少なかった。若干ある田畑にも浮石うきいしがまじるなど、作物を実らせるには厳しい環境であった。このような状況から、「厳穂いかほ」と呼ばれるようになった。また険しい山容「いか」からきたともいわれる。その他、アイヌ語の「イカホップ(暖かい湯)」に由来するとの説もある。
26  これまで縷々るる述べてきたように、群馬は、まことに豊かな自然と、歴史、文化に恵まれた天地である。ここ渋川市も、新幹線駅誘致の運動が起きており、そうなれば格段に交通の便が良くなるなど、大発展への確実な胎動が見られる。
 そうした地にあって、群馬の皆さま方は、どうか、素晴らしき人生のために、素晴らしき信心を、素晴らしき自身と国土の歴史をつくるために、素晴らしい異体同心の努力をお願いしたい。そして、日本、いな、世界に範たる、素晴らしい国土を建設されんことを心から念願し、スピーチとさせていただく。

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