Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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兵庫代表幹部会 師子王のごときこの人生

1987.4.18 スピーチ(1986.11〜)(池田大作全集第68巻)

前後
18  ご存じのように、本年、関西は、広布三十五周年の佳節を刻んだ。その起点となった昭和二十七年(一九五二年)は、前年に第二代会長に就任した恩師戸田先生の雄渾の指揮のもと、広布の大躍進を遂げた年であった。
 先ほども、関西戸田記念館を訪れ、しばし恩師をしのんだ。同記念館の庭には、「勝ち負けは 人の生命いのちの 常なれど 最後のかちをば 仏にぞ祈らむ」との歌碑が立っている。恩師がくださった最後の和歌でもあり、ひときわ感慨深かった。
 また、昭和二十七年には「つらくとも 嘆くな友よ 明日の日に 広宣流布の 楽土をぞ見ん」との和歌をいただいた。
 以来、三十五星霜。この間、広宣流布は、それぞれの地域で、日本で、また世界で、いまだかつてない発展をとげた。さらに五十年、百年後、そして千年、一万年後にはどれほどの発展を示していることか。それを思うと私の希望は限りなく広がる。
19  広布の前途は洋々と開けている。二十一世紀の新舞台も、間近である。地涌の勇者である皆さまは、末法万年への遠大なる「希望」と、壮大なる広布の指導者としての″責任″と″誇り″を胸に、これからも朗らかにして厳然たる前進の指揮をお願いしたい。最後に、きょうお会いできなかった同志の方々に、くれぐれもよろしくと申し上げ、スピーチとさせていただく。

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