Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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全国総県長会議 燃え上がる大情熱で進め

2001.8.2 メッセージ集(池田大作全集第67巻)

前後
12  クリーガー所長は「世界を変革するには、何人の菩薩が必要なのか。あるいは、どれほどの利他の行為が必要なのか。これらは答えられない問いです。ただ言えることは、現在世界に存在する菩薩や利他の行為のみでは足りないということです。もっと増えなくてはなりません」と語っておられた。
 とともに所長は「希望を抱き続ける」「一歩一歩確実に決然として目標に向かって行動し続ける」ことを強調しておられた。所長も考察しておられるように、若き「地涌の菩薩」の連帯を拡大することは、それ自体が「希望の拡大」なのである。
 中国の古典『論語』には「人能く道を弘む」とある。「道を弘めるのは、徳の教え自体ではなくて、徳を行う人間である」という意味である。(『論語』金谷治訳、岩波文庫、引用・参照)
 私たちは今こそ「青年部の拡大」に総力を挙げてまいりたい。
 「我が青年部よ、21世紀を頼む! すべてが君たちの時代だ! 君たちの舞台だ!」と、万感の期待を込めて申し上げたい。
13  広布前進への名指揮を!
 経文に「一人一日の中に八億四千念あり」とある。人間は、一日の中で、数多くの思いを起こすのである。人の心というものは、縁に触れて瞬間瞬間、揺れ動く。この揺れ動く我が心を、どこに定めるか。
 法華経の寿量品には、「毎自作是念(つねに自ら是の念をさく)」(法華経493㌻)とある。
 仏は、いつも衆生を成仏させることを願っているという意味である。
 ゆえに、妙法のため、広宣流布のため、そして学会のために、「毎自作是念」して戦い続けていく。それが、仏となりゆく道である。
 仏とは、何があろうと揺るがぬ「絶対」の容積と正義の勝利者のことである。これが皆さま方の使命と栄光の人生である。
 一日また一日、自分自身の偉大なる人間革命の歴史のために、朗々たる勤行・唱題を根本に、広宣流布の指揮を、厳として執っていただきたい。
 暑い日が続く。よく工夫して、睡眠を十分にとって、健康第一でお願いしたい。
 お帰りになったら、敬愛する我が同志に、「ありがとう! 本当にありがとう!」と、くれぐれもよろしくお伝えいただきたい。
 生き生きと、お元気で、また絶対無事故で、朗らかな連戦連勝の前進をお願いします!
 (創価文化会館)

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