Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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性格を変えたい  

「希望対話」(池田大作全集第65巻)

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6  「人の目」なんか小さなこと!
 池田 そうだね。「やりきった!」という″努力″が″自信″になる。そうやって、大地に足をつけた人は、人が認めてくれようがくれまいが、そんなことは「小さなこと」だとわかるのです。自分で自分を認めてあげれば、それでいいのです。
 そのためには、何かを、やりぬくことです。「苦手な人にも、あいさつする」でもいい。「毎日、決めたページ分は読書する」でもいい。「一日一回は、人に親切にする」でもいい。もちろん、勤行・唱題の目標でもいい。これが根本ですから。
 自分で決めたことを、一つ、やりきってごらん。それが自信になる。そういう人は、自然に輝いていくものです。
 ―― 目立とうとしなくても、自然に人から信頼されますね。
7  「心は、上手な絵描きのよう」
 池田 どんな性格であろうと、みんなは若いのだから、「もっともっとすばらしい自分」に向かって挑戦してもらいたい。
 仏法では、「心は、上手な絵描きのようなものだ」と教えています。自由自在に、理想的な「未来の自分」を、心の中に、デッサンし、肉づけをし、色をつけ、やがて「現実」のものにしていける。そういうすごい力が「心」にはあるのです。
 まして、みなさんには御本尊がある。「こうなりたい」というイメージを、しっかりと描き、抱きしめて、祈り、努力していけば、必ず、だんだんと、そういう自分に近づいていけるのです。

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