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日蓮大聖人・池田大作

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友だちをつくるには?  

「希望対話」(池田大作全集第65巻)

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9  平和も友情から
 池田 結局、「自分にふさわしい人」としか友情は続かない。その意味でも、友人は「鏡」と言えるのです。「その人を知るには、その友を見よ」という言葉もあるくらいです。
 やはり、悪い堕落のつき合いは、自分をダメにしてしまう。
 青春の友情は、清流のように清らかだ。
 大人になると、なかなか本当の友情ができない。たんに、お金もうけのための友だちだったり、仮面をかぶって「心」を見せないつき合いが多くなる。
 とくに日本人は、世界に友人が少ない。それは、信念を貫く生き方をしていないからではないだろうか。
 ―― そう思います。だから、池田先生が世界中に友人をつくってこられた事実は、「すごい」と思います。
 池田 「友人」こそ宝です。人生七十代になって、今、つくづく、そう思う。世界の「平和」も「友情」から生まれる。
10  ゴルバチョフ少年が学んだ友情
 池田 中学生のみんなは、ゴルバチョフさんを知っているだろうか。ソ連の元大統領で、私も何度も何度も、お会いして語りあった人です。
 元大統領が少年時代に育ったところは、ロシア人のほかに、いろいろな民族の人が住んでいた。自分の知りあいにも、違う言語、違う民族の人がたくさんいた。考え方や生活習慣も違う人たちです。
 そういう人たちと仲良くやっていくために大切なことは何だったか。それは、「心の寛容さ」と、「相手への思いやり」と「尊敬の心」だったそうだ。(『二十世紀の精神の教訓』趣意。本全集105巻収録)
 尊敬の心で接すれば「信頼できる友人」になり、逆に、相手をバカにして接したら「一生の敵」にもなってしまう。そのことを、少年時代から自然に学んできたのです。
 みなさんも同じです。違う性格の人、考え方が違う人、いろんな人がいる。だから悩む。悩んだときには、「今、自分は『人生の勉強』をしているのだ」と思えばいい。
 成績を上げるだけが勉強ではありません。
 生まれたばかりの魚の赤ちゃんだって、海の荒い波の中で、一生懸命に泳ぎながら、だんだん、たくましくなり、立派な大人になっていく。
 人間も同じです。「人と人のつながり」という「人間の海」で、もまれてこそ強くなるのです。

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