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日蓮大聖人・池田大作

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まえがき  

「21世紀への母と子を語る」(池田大作全集第62巻)

前後
4  そうした思いを込めて、創価学会婦人部の代表や、教育に携わる方、実際に子育てに奮闘する方々とのてい談を、月刊誌『灯台』に連載しております。
 語らいの内容は、すでに『21世紀への母と子を語る』として一冊にまとめられました。
 本書は、その第二巻目になります。
 私は、語らいを進めながら、いつも、子育てに汗を流す、けなげなお母さんたちの姿を思い浮かべています。二十一世紀へと羽ばたきゆく、子どもたちの姿を胸に描いています。
5  明2000年、「女性の世紀」のシンボルとなる「創価世界女性会館」が、東京の新宿・信濃町に完成します。私は「すべての母と子に幸福あれ!」との祈りを込めて、「ハッピーマザー」と題する絵(ミッシェル作)を、この会館に寄贈させていただきました。
 やわらかな陽光に包まれて、幼子を抱くお母さん。赤ん坊は、ふくよかな手を伸ばし、お母さんを見つめています。お母さんは、おだやかな微笑みを浮かべて、赤ちゃんに優しい眼差しを注いでいます。
 愛情に満ちた、すこやかな「母と子」の姿にこそ、永遠の平和があり、繁栄があり、人類の無限の希望がある――そう私は信じています。
 本書が、二十一世紀へ幸福の大道を歩みゆく「母と子」の皆さま方と、ともに語り、ともに励まし合う一書となれば、私にとって、これほど、うれしいことはありません。
    一九九九年十一月十八日  池田大作

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