Nichiren・Ikeda
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創価学園1
幼稚園
教育指針 創価学園(1)(池田大作全集第56巻)
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15 札幌創価幼稚園 第十二回入園式(メッセージ)〈昭和62年4月10日〉
正直な、よい子に
待ちに待った入園式、本当におめでとうございます。
ひろいひろい北海道の青空の下、元気いっぱいにあつまった、かわいい皆さんのお顔が目にうかびます。
どうか、この札幌創価幼稚園で、たくさんのお友だちをつくり、楽しくすごしてください。
きょうは、三つの約束をしましょう。
一つめは、お父さん、お母さんのいうことをよくきく、正直なよい子になろう。
二つめは、早寝、早起きをする、体の丈夫なよい子になろう。
三つめは、いつも元気にあいさつをする、明るいよい子になろう。
皆さんは、この二つの約束を守って、みんな仲よく、のびのびと成長していってください。
私の大好きな皆さんと、一日も早く会える日を楽しみにしています。
お元気で。
16 札幌創価幼稚園第十二回卒園式(メッセージ)〈昭和63年3月16日〉
思いやりのある師子の子に
第十二回の卒園式、本当におめでとう。
皆さんは、たくさんのお友だちと、すばらしい思い出を刻んだことでしょうね。たくましくなった皆さんの顔を見ることができなくて、私は残念です。
さて、いよいよ小学校、夢ふくらむ一年生ですね。楽しいことが、きっといっぱい待っていることでしょう。思いっきり遊び、思いっきり勉強してください。
あるときには、学校がいやになることもあるかもしれません。しかし、そのときは、創価幼稚園で学んだ「つよくただしくのびのびと」した心で、がんばってください。
春になると、元気に野山を走るかわいい子ウマや子ジカたちは、お母さんのおなかから生まれて、しばらくすると、もう、自分の足で立って、走りはじめます。それは、おそろしい敵の動物から、自分を守るためなのです。
皆さんも、これまで、お父さんやお母さんに、大事に、大事に育てられてきました。これからは子ジカや子ウマに負けないように、自分のことは、しっかりと自分でやっていきましょう。
皆さんは、師子の子です。どんなことにも、くじけずに、明るく、思いやりのある人になってくださいね。大好きな皆さんとお会いできる日を、楽しみにしています。
それではまた、お元気で。