Nichiren・Ikeda
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昭和三十三年(十月)
「若き日の日記・下」(池田大作全集第37巻)
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8 十月十八日(土) 曇
十七日──。
快晴。
特急「つばめ」にて京都へ。
ご遺族と共に。Y荘に一泊。
十八日──。
九時まで休む。皆で釜風呂に入り、夜は、Tにて、水たきをご馳走する。
京都の方々に、本当にお世話になる。
京の街、京の緑、河、山、紅葉、庭、人‥‥皆、舞台のごとく、劇のごとし。
9 十月二十日(月) 晴
一日が大事。一日、一日が決戦。
本部を護ることだ。今の使命は。
学会員を厳然と守ることだ。私の使命は。
難よ来れ。われは恐れない。たじろがない。
真の指導者になりたし。智勇兼備の。
S宅へ、結婚の、お祝いを。自分として、最大のことを尽くす。兄弟たちと、二時間ほど語る。
某老大家の作品を読む。この文、われはおもしろしと思う。しかし、老いたる人よ。過去の人よ。‥‥とみずからも老境の年代になることを‥‥考う。