Nichiren・Ikeda
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昭和三十三年(七月)
「若き日の日記・下」(池田大作全集第37巻)
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18 七月二十七日(日) 曇
早朝、起床。
朝食後、皆でモーターボートに乗り、湖を一周。心爽やか。
午前中──ドッジボール、相撲等を、力いっぱいやる。
正午、出発。山中湖による。乗馬、競輪等を、愉しむ。
本部着、夕方六時。
K氏と共に、矢口の実家による。食事をご馳走になり、早目に帰宅。
妻、ずいぶん陽に焼けたという。
19 七月二十八日(月) 曇
夜、中野会館へ行く。住宅街にあり、隣近所のことを心配する。神経を使わないで、伸び伸びと使用できる会館を、たくさん建設してあげたし。
青年部会。地区部長会。われより求道の人びと。尊敬す。
八月より、教学を一段と深めてゆく決意をする。このスランプのごとき時代に、教学を真剣にやった人と、やらぬ人とは、数年後、大変な違いを示すことであろう。恐ろし、恐ろし。
帰り、新宿で食事。
帰宅、十一時少々前。
静かな、ふくよかなわが家‥‥。
20 七月三十一日(木) 晴
午前八時五十分──K氏と会見。小一時間。
名刺を渡す。ただちに、池田君の名前は戸田会長から聞いておりました、とのこと。
先生の先手には、ただ驚く。
時代よ──急激に変わりゆけと願いつつ、本部へ。
二十年後を見よ、と。
七年後‥‥大客殿建立。また七年後‥‥正本堂の建設。そしてまた七年、昭和五十四年‥‥広布への大前進。そしてまた七年‥‥いかなる波浪が前途にあることか。
思惟、限りなし。思索、止まるところなし。
夕刻、男女部長らと懇談。