Nichiren・Ikeda
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昭和三十二年(一月)
「若き日の日記・下」(池田大作全集第37巻)
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12 一月十九日(土)~二十日(日) 大阪市で指導、講義。引き続き、地方指導へ。
〃 二十一日(月) 岩国市、指導。
〃 二十二日(火) 徳山市、指導。
〃 二十三日(水) 防府市、指導。
〃 二十四日(木) 宇部市、指導。
〃 二十五日(金) 下関市、指導。
〃 二十六日(土) 広島市、指導。
〃 二十七日(日) 大阪市、講義。
〃 二十八日(月) 特急「つばめ」にて帰京。
宿命打開と、広布の布石に、全力傾注の闘争せり。その実証、いつの日に出づるや。
13 一月三十一日(木) 曇時々雪
一月も早過ぎ去りぬ。戦いは長く厳しい。しかし、結果は全て瞬間だ。
朝夕、法華三昧の、勤行をしたい。禅定なき、わが生命を、猛反省す。
一日も早く、大海を渡り、大空を飛び、海外の広布に、征きたくなる衝動に、かられる時あり。神秘な、開発途上の──東南アジアに。文明先進の──アメリカに。激動、新興の──共産主義国に。キリスト教民主主義の──西欧諸国に。二十一世紀の開発途上国──アフリカ、南米に。そして、未来の大地──豪州に。夢よ、消えるな。
夜、教授会。本部広間
一、御書を拝読することを続行のこと
一、良き小説を読む習慣をつけること
一、「大白蓮華」に執筆のこと
右、再び決意する。
帰り、理事長らと一緒。非常に、疲れる。
室に、沈丁花の、香あり。嬉し。