Nichiren・Ikeda
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昭和三十一年(四月)
「若き日の日記・下」(池田大作全集第37巻)
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13 四月二十五日(水) 曇
朝より薄曇り。
大阪支部、九千二世帯との報告あり。未曾有の成果なり。学会の歴史に、宗門の伝統に輝かしき、金字塔を打ち立つ。永遠の栄冠、ここに輝く。
断固、五月度も追撃だ。一万世帯の夢も可能だ。上げ潮だ、怒涛の如き。不幸の人々を救っているのだ、俺達は。喜べ、舞え、叫べ、踊れ、歌え、妙法の健児達よ。同志たちよ。
五時、本部で、最高会議。先生欠席。先生がおらぬと、誠に淋し、悲し。
14 四月二十六日(木) 雨後曇
明日は大阪へ。
縁深き、大阪。友多き国土世間。共に栄えゆく関西。‥‥大苦戦の大阪地方区。学会最大の、大闘争となるS候補。その、最高責任者たるわれ。頭がぐらぐらする時がある。
夜、本部にて、第三部隊の隊長会。
「大白牛車」の講義をなす。不退転の信心の決意、学会活動の本道、社会活動の本道、等につき語る。
将来の、部隊長、参謀室に期待すること大。
帰宅、十一時を過ぎる。少々雑誌を開く。