Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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昭和三十年(五月)  

「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)

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18  五月二十八日(土)〜二十九日(日) 雨
 青年部総登山。
 豪雨。全員、びしょ濡れ。
 御本尊様の厳しさ。謗法の徒、多き故か。
 重々、信心を猛省す。
19  五月三十日(月) 曇
 夜、全体会議。
 先生の指導、特に厳し。
 吾が胸に、雷の如く響くなり。
  一、本質論と形式
  一、化儀と化法
  一、強信と名誉主義
 大要、以上の指導。
 偉大なる師匠。
 慈悲の指導に、頭垂るるのみ。
 先生の、足下にも及ばぬ自己を、一日一日と、知って来た昨今。鳴呼。
20  五月三十一日(火) 曇
 昨日の、先生の指導が、脳裡に刻みつき、一日中、離れぬ。
 先生の、指導訓練、日増しに厳し。
 耐えるのに、精一杯の一日一日。
 夕刻、神田通りへ。古本、三冊購入。
 買いたい本は、山ほど有る。財政難。
 白雲も、樹々の服装も、皆、夏型に移る。

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