Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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昭和三十年(一月)  

「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)

前後
21  一月三十日(日) 晴後曇
 暖かな一日であった。
 十時、床より出る。頭脳が疲れてならぬ。
 勤行、遅くなる。やはり、早い方が良いと思う。
 六時よりの財務部会を間違え、午後一時に行く。思い違いの恐ろしさ。
 六時、幹部会と財務部会。
 支部旗返還式を、支部長代理として、私が行う。
 帰路、友と三国志等を語りつつ―――。
 曹操の勇を思う。項羽の大勇を念う。関羽の人格。張飛の力。孔明の智。孫権の若さ。
 是非論、善悪論、多々論じあった。
 王道の人たれ、覇道の人になる勿れ。
 民衆の王たれ、権力の将になること勿れ。
 大衆の友たれ、財力の奴隷になる勿れ。
 善の智者たれ、悪の智慧者になること勿れ。
22  一月三十一日(月) 晴
 午後一時、東大に。
 O助教授、および東大生四名と座談会。
 宗教の研究との事。
 六時三十分、全体会議。疲れる。非常に疲れてならぬ。
 早目に帰宅、床につく。

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