Nichiren・Ikeda
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昭和二十九年(七月)
「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)
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26 七月二十九日(木) 晴後曇
夜、G園にて全体会議。
さびれゆくG園に驚く。かつての華やかさを先入観としてもっていた自分には、一層の淋しさを感ずる。
先生より種々指導あり。
一、株価の問題
一、日銀券発行高、並びに本年度の国家予算の問題
一、日蓮宗を信奉せる、過去の偉人と称せられし人々の人物論
一、東洋広布と経済論等々
帰り、S宅に寄る。明るい一家である。福運に満ちた一家である。
27 七月三十日(金) 曇
大宮方面に出張。
K氏の生意気を憤る。
五年後、十年後の勝負を―――と我慢する
疲れ切って、八時過ぎ帰宅。
面白からず。身体をいたわらねばならぬ。
静かに机に向かい、雑記帳に落書き。