Nichiren・Ikeda
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昭和二十六年(六月)
「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)
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4 六月十日(日) 小雨
大御本尊様にお誓いし、お詫び申し上げます事。及び、猛省すべき条。
一、折伏化他の行動。
一、吾が地区の、自覚、責務のこと。
一、言語主張の欠点への猛省。
一、自我主張の欠点への猛省。
一、先輩諸氏に対する礼儀の注意。
Y君に対する、私の行動、言語は、たしかに間違っていた。注意する。反省する。実に悩みは尽きない。
反省したら、前進だ。猛然として、―――決然として。それ以外、自分の性分には何ものもない。
5 六月三十日(土) 小雨
多忙な、激しい闘いの一か月であった。この一年の、上半期は終わった。明日より、否、今より、七月である。
電車の中で、新聞を読む。外国のニュースに、一日も、一年も早く、諸外国にゆきたい衝動にとらわれる。英語の勉強をせねばならぬことを、痛切に考える。
午後、鶴見に、S宅、Y宅、M宅、0宅を訪問。種々、懇談する。皆、良い人々だ。
夕刻、Sさんと、大森駅にて会う。食事を共にする。K君、I君、M君等と、自室で少々会談をする。長く出来なかったことを詫びる。
就寝、二時。